「えんげきのぺーじ:一行レビュー」再録:2004年

12/ 1-12/ 8「お化けが出るぞ!!」(毛皮族)@スペース・ゼロ
★★★★ 12/04 『村岡伊平次伝』と『女の平和』を『コーラスライン』『あれからのジョン・シルバー』杉村春子および宝塚でつなぐ、演劇史的記憶の引用の織物。江本純子の化物的才能にいまさらながら驚嘆。

11/ 3-11/ 9「黒いOL」(庭劇団ペニノ)@西新宿広場
★★★★ 11/04 「イメージの演劇」という言葉は陳腐化したが、この鮮烈なイメジの集合体を目の当たりにすれば、そんなことはどうでもよくなる。「腐ってない前衛」を見られるのは、もしかしたら世界中でここだけかもしれない。

8/18- 8/30「キャバロティカ」(キュピキュピ)@スパイラルホール
★ 08/29 凝ったセットで歌われるカラオケワン(ウー)マンショー。ビデオや映画『狂わせたいの』のほうが百倍面白い。ジュンリーのパンク歌謡ショーもこの十倍は面白い。

5/14- 5/23「いろは四谷怪談」(花組芝居)@世田谷パブリックシ…
★★★★ 05/22 プチブル観客の集う世田パが新宿コマ劇場の猥雑な空間に早変わり。Jポップなどというコトバが生まれる以前の、歌謡曲のアヤシイ世界で演じられる四谷怪談。加納幸和という天才と同じ時代を生きる幸福を確認。

02/03-02/08「ルナ 輪廻転生の物語」(コネ)@プロデューサーズ・クラブ・シアター(ニューヨーク)
★ 02/09 島田雅彦の戯曲の日本語上演(英語字幕つき)。上演の質はともかく、久々によい俳優に出会った。ルナの夫を演じた佐々木季夫。決して美しくない体のクセをそのまま舞台にさらけだしていて、それがかえって人の目を引く。所作がすべて自然で、わざとらしさを微塵も感じない。日本にも活躍の場を求めてほしい。

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